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The BOOKS

祈りの大地 岩波書店/2014年4月刊 

祈りをテーマに世界各地で撮影してきた一人の写真家が、東日本大震災と向き合った記録。、震災が問いかけたものは何か、世界の祈りと、震災、そして取材者の人生が交錯するドキュメント。

他者の痛みを伝えることは、伝える者が自分の人生に向き合う作業でもある。傷ついた人びとの写真を撮るということは、自分もその傷とともに生きる覚悟が必要なのかもしれない。

(東京新聞 書評 2014 6.8)

この本を読む者もまた、3.11の震災について深く考えることが、自分自身の人生や、これからの世界の在り方を考えることと別のことではないということを、本を読み進めながら感じとっていくのではないだろうか。
 (風の旅人)

伊勢神宮 式年遷宮と祈り 集英社 2014年4月刊

 

(写真・文 石川梵)

 

写真家の著者は第六一回(平成五年)の遷宮以前から伊勢神宮と神域を三〇年以上撮影してきた。
その深遠な祈りの世界と、二度の遷宮の記録をここに公開。一般公開されていない神域、神事写真多数

フリスビー犬、被災地をゆく 飛鳥新社 2011 12月刊

 

被災地に笑顔を届けようと、震災直後から60日間に渡る慰問の旅を続けた写真家とボーダーコリー十兵衛。
しかし、癒しの旅にはさまざまな困難が待ち受けていた・・・
名作「The Days After-東日本大震災の記憶」の著者による、涙と笑いの感動秘話。
山田洋次監督推薦。

The Days After 東日本大震災の記憶 飛鳥新社 2011年6月刊

 

全ての日本人の記憶にとどめるべき、現代の黙示録》
被災現場に2か月間留まり続けたカメラマンの眼を通して静かに見つめ直す、未曽有の大災害と人間。
繊細な心象風景と想像不能な大自然の脅威が同居する、圧倒的なイメージの塊が見る者の心を深く揺さぶる。
2012年度日本写真協会賞受賞

鯨人(くじらびと) 集英社 2011 2月刊

 

インドネシア東ヌサテンガラ州に属するレンバタ島のラマレラ村は、銛一本で鯨を仕留める伝統捕鯨で知られている。写真家である著者は約一九年にわたりこの 村の様子を取材。世界最大の生物に挑む誇り高き鯨人達の姿と、村の営みに深く根ざす捕鯨文化の詳細を記録し、ついには捕鯨の水中撮影を敢行する。だが、こ の村にもまた、グローバリゼーションの波は押し寄せていた。…。岐路に立つラマレラ村とその捕鯨文化を活写するネイチャー・ドキュメンタ リー。

 

ハワード、コンラッドの系譜に繋がる秘境冒険譚 (NHK週刊ブックレビュー 2011年)

 

今年書評した本の中で最高に心躍らせた一冊。ここに描かれている平穏な日常が地球のどこかに残り続けてほしい、心からそう願った一年。
(2011年12月26日 読売新聞書評 三浦佑之)

 

 

 

時の海、人の大地 魁星出版 2007年

 

人は尺取り虫のように大地を這い、人肉を喰い、鯨に飛びかかり、虎に襲われながらも瞑想し…。祈りをキーワードとして、20年以上にわたって世界各地の辺境の民を訪ね、さまざまな人々の生き様を追った写真家の記録。

海人(かいじん) 新潮社 1997年刊

 

銛一本で巨大なマッコウクジラに挑む命知らずの伝説の海人ラマファー!そして世界初、決死の鯨漁水中撮影に挑む写真家。写真家石川梵が、7年にわたり海人とともに鯨を追いかけた執念の記録。海と鯨と男たちの壮大なフォト・オデッセイ。

 

 

世界に誇れるフォトドキュメンタリー!

(アサヒカメラ ブックレビュー 立松和平) 

伊勢神宮 遷宮とその秘儀 朝日新聞社 1993年刊

 

「伊勢神宮の武年遷宮には、日本の祭りの本質がいみじくも集約されている…」。御用材伐採祈願祭から遷宮の儀までをワイドなカラー写真で網羅した決定版豪華写真集

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